医療従事者お役立ち情報
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- 嫌気的解糖[anaerobic glycolysis]
3-2:糖質代謝のキーワード
[1] 嫌気的解糖[anaerobic glycolysis]
グルコースから生じたピルビン酸はNADHにより還元され最終産物として乳酸になる。このグルコースから乳酸への変換経路は、酸素の関与なしに起こりうるので、嫌気的解糖と呼ばれる(図Ⅳ)。嫌気的解糖によりミトコンドリアを欠く細胞(赤血球など)や十分な酸素供給が得られない細胞でもATPが産生され得る。激しい筋肉運動の際にみられるような酸素の供給不足という条件下に起こる。

図Ⅳ●解糖の概要
嫌気的条件では、グリコーゲンが使われ、乳酸となる。一方、好気的条件では、乳酸は蓄積せず、ピルビン酸が最終産物となり、さらにCO2と水にまで酸化される。
:嫌気的解糖や赤血球(ミトコンドリアがない)では阻止される反応。
(参考文献3-2-1より引用)

















