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7-2:中心静脈カテーテルのキーワード

[2] Broviacカテーテル、Hickmanカテーテル

 年余にわたる長期留置を目的に開発されたカテーテルで、材質はシリコーンである(図1)。皮下に埋め込んで線維性に癒着させ、カテーテルの事故抜去を予防するためのダクロンカフがあり、これがこのカテーテルの特徴となっている。ダクロンカフが皮下で固定されると、カテーテル出口での固定糸は不要である。逆に、カテーテルを抜去する場合にはカフ部分に皮膚切開を加えて周囲組織から剥離する必要がある。したがって短期留置には不適切なカテーテルであり、長期留置を目的とした場合に使用すべきである。また、カテーテルが破損した場合にはリペアキットを用いて修復し、継続使用が可能であるという特徴もある。シングルルーメン、ダブルルーメンが使用可能である。ダブルルーメンのHickmanカテーテルは、積極的ながん化学療法施行症例などに用いられ、1つの腔はTPN専用として用い、他の腔は多目的に使用する、という使用方法もあり、使い方によっては、非常に有用なカテーテルである。
図1

図1●Broviacカテーテル(A)とHickmanカテーテル(B)
どちらも長期留置を目的として開発されたカテーテルで、で示す部分のダクロンカフが第一の特徴となっている。このダクロンカフが皮下で線維性に癒合し、カテーテル出口での縫合固定がなくてもカテーテルは抜けなくなる。使用方法によっては非常に有用なカテーテルであるが、いまだ本邦での普及度は低い。穿刺にて挿入する方法もあるが、ダクロンカフを適切な位置に留置するためには、静脈切開法で挿入する方法の方が確実ではないかと考えている。ダクロンカフは、カテーテル出口より2〜3cmの位置とするのがよい。また。これらのカテーテルを使うだけでCRBSI(catheter-related blood stream infection)発生頻度が低下すると考える方もおられるが、その考えは正しくない。通常のカテーテルよりも、さらに厳重な無菌的管理を心がける必要があることを強調したい。

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