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    第10章各疾患の栄養管理

    10-4:早期経腸栄養[early enteral nutrition]

    ■早期経腸栄養[early enteral nutrition]
     重症患者に対しては消化管機能に問題がなければ,24~48時間以内の経腸栄養開始が推奨される(参考文献10-4-10),(参考文献10-4-11).特に熱傷では,受傷後24時間以内の経腸栄養開始が推奨されている(参考文献10-4-4),(参考文献10-4-5),(参考文献10-4-12).ただし初期1週間は,ストレスホルモン炎症性サイトカインの過剰産生によって内因性エネルギーが主に消費され,投与される外因性エネルギーはインスリン抵抗性などの影響で消費しにくい.このため,目標エネルギー量に達するまで,1週間かけて徐々に増量する.また,嘔吐や誤嚥,下痢などの合併症を考慮して,持続投与が推奨される.ただし,循環動態の不安定な状態では,非閉塞性腸管虚血や腸閉塞の懸念があるため経腸栄養の施行は控えるべきであり,循環動態が安定したら少量から開始して徐々に増量するべきである.当施設の循環動態不安定な患者に対する経腸栄養について示す(表1).投与経路は,基本的には経鼻経胃だが,早期では侵襲の影響で胃蠕動不全を起こすことがある.この場合は,透視や内視鏡を用いて,幽門後にチューブを留置し,経十二指腸または経空腸栄養を行うことが有用である.
    表1
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