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キーワードでわかる臨床栄養

第10章各疾患の栄養管理

10-12:高炭水化物・低脂肪食[low fat-high carbohydrate diet]

高炭水化物・低脂肪食[low fat-high carbohydrate diet]
 SBS患者での比較試験では,大腸が残存している患者において高炭水化物・低脂肪食では低炭水化物・高脂肪食に比べ,便中のエネルギー損失が500 kcal/日減少し,また,エネルギー吸収は有意に高かった.一方,大腸が残存しない末端空腸瘻患者では高炭水化物・低脂肪食と低炭水化物・高脂肪食で効果に差は認められなかった.
 また,炭水化物の種類に関しては,単純炭水化物(単糖類)はSBS患者では浸透圧性の下痢を起こすことがあり,発酵による短鎖脂肪酸への変換もしないため,複合炭水化物の方が単純炭水化物よりも望ましい.

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