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    第2章栄養素とその代謝

    2-5:ミルク・アルカリ症候群

    ミルク・アルカリ症候群
     ミルク・アルカリ症候群〔カルシウム・アルカリ症候群(calcium-alkali syndrome)〕は,1910年代に胃潰瘍治療に用いられた牛乳の過剰摂取とMg製剤(アルカリ)の服用による高Ca血症,高P血症,高Mg血症,高HCO3血症およびこれらを起因とする腎障害を病態として知られてきた.最近では,高齢者などで骨粗鬆症に用いられる炭酸カルシウム製剤の服用による症例が増えていることが報告されている.Patelらは,閉経女性などでサプリメントによるCa過剰摂取により発症することから,カルシウム・アルカリ症候群とよぶことを提唱している(参考文献2-5-1).

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