NUTRI ニュートリー株式会社

  • キーワードでわかる臨床栄養
  • リハビリテーション薬剤[rehabilitation pharmacotherapy]
    1. トップページ
    2. 医療従事者お役立ち情報
    3. キーワードでわかる臨床栄養
    4. 第10章 10-17:リハビリテーション薬剤[rehabilitation pharmacotherapy]

    第10章各疾患の栄養管理

    10-17:リハビリテーション薬剤[rehabilitation pharmacotherapy]

    リハビリテーション薬剤[rehabilitation pharmacotherapy]
     リハ薬剤とはリハ栄養の薬剤版であり,フレイル高齢者や障害者の機能,活動,参加,QOLを最大限高める「リハからみた薬剤」や「薬剤からみたリハ」である(参考文献10-17-12).「リハからみた薬剤」とは,ICFによる機能,活動,参加の評価およびリハでの訓練内容を考慮した薬物治療を行うことである.例えば,機能障害,活動制限,参加制約に対する薬物治療や,薬剤の副作用で機能障害,活動制限,参加制約を認める場合の薬剤調整が含まれる.現時点では薬剤で生活機能を改善するよりも,生活機能を悪化させている薬剤やポリファーマシーの見直しの方が重要である.
     「薬剤からみたリハ」とは,薬物治療の内容を考慮したリハを行うことである.具体的には,統合失調症やてんかんなどに対する薬物療法で副作用を生じているが,原疾患の治療のために薬剤使用を継続せざるをえない状況下で,どのようなリハを行うかということである.リハと薬剤師の距離は,臨床面でも研究面でもまだまだ遠いため,リハ薬剤の考え方でフレイル高齢者や障害者の生活機能やQOLを最大限高めることは,今後の重要な課題である.

    おすすめコンテンツ