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    第11章高齢者の栄養管理

    11-1:高齢者の栄養障害

    ■高齢者の栄養障害
     傷病者が栄養障害を起こす最大の原因は食事の摂取量が減少することであり,その要因は多種多様である(表1).高齢者になると,味覚変化,歯の喪失,唾液量の減少,咀嚼・嚥下機能の低下,消化酵素活性の低下などにより食事全体の摂取量が減少する.また,食事の内容が,肉料理から魚介類や野菜の料理などあっさりしたものに変化し,油脂類,肉類,牛乳・乳製品,卵類の摂取量が減少する.このことで,摂取エネルギー,タンパク質,脂質,ビタミン,ミネラルが不足する,いわゆる低栄養になりやすい.その結果,体重が減少するなかで脂肪組織の割合が増加し,除脂肪体重(LBM:lean body mass)が減少し,筋力の低下,細胞内水分の減少などが生じる.
     筋力が低下すると活動性が低下して運動量が減少する.運動量が減少すると食欲が低下すると同時に,筋肉量が減少して基礎代謝も下がるという負のスパイラルが起こってくる.結果,低栄養により活力が低下し,疲労感が増大して,生活の質(QOL)は低下することになる.高齢者に起こるこのような低栄養は,痩せ,エネルギー・タンパク質欠乏症,サルコペニア,鉄欠乏性貧血,カルシウム不足による骨粗鬆症などの栄養欠乏症を発症するリスクを高めると同時に,栄養欠乏症に至らなくても,不足状態のために各種の不定愁訴を発症するようになる.
    表1● 食事の摂取量が減少する要因
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