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    第8章経腸栄養法

    8-3:プル・プッシュ法[pull/push technique]

    プル・プッシュ法[pull/push technique]
     図1にプル法の手技を示す(参考文献8-3-3).まず,概論図ⅠAのシェーマを念頭において,空気で膨らまされた胃が最も腹壁に近接する部位を指の凹みで探し(図1A),局所麻酔を施行.試験穿刺の後,セルジンガー針で穿刺し,その内針を抜いてガイドワイヤーを胃内に挿入する.そのガイドワイヤーを内視鏡観察下にポリペクトミースネアで把持し(図1B),内視鏡本体ごと口腔外へ引き出す.引き出されたガイドワイヤーをPEGカテーテルと結わえ(図1C),今度は腹壁側に残されたガイドワイヤーを引くことにより,PEGカテーテルを口腔から胃内に引っ張り込む(図1D).プッシュ法では,引き出されたガイドワイヤーにPEGカテーテルをかぶせて押し込んでいく形になる.いずれの方法も,PEGカテーテルは口腔から咽頭を通過する際に同部位の細菌を引き込むことになるので,あらかじめ十分な咽頭の除菌を行っておくほか,内部ストッパーにはポビドンヨード(イソジン®)を塗布しておく.もう一度,内視鏡を挿入し,内部ストッパーが胃に接触する位置で停止する(図1E).外部ストッパーを装着し,胃と腹壁を軽く近づけた(はさみ込んだ)状態で固定する(図1F).
     なお,従来はイントロデューサー法においてのみ必須とされた胃壁腹壁固定が,プル・プッシュ法においても推奨されている.胃壁と腹壁の癒着を強固にすることより,PEGカテーテル交換時の瘻孔損傷をきたしにくいことが示唆されているほか,胃瘻造設後の内部ストッパーの吊り上げ圧の調節が不要であるメリットが指摘されている2). 図1

    図1●プル法の手技
    (文献8-3-3より引用)

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