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    第7章経口栄養療法

    7-3:嚥下メカニズム[the mechanism of swallowing]

    嚥下メカニズム[the mechanism of swallowing]
     摂食嚥下機能は,先行期・準備期・口腔期・咽頭期・食道期の5期で理解することができる.先行期・準備期では,飲み込みやすい食塊になるように食物を咀嚼している.咽頭期が嚥下反射の瞬間であり,喉頭が前上方に挙上し,喉頭蓋が翻転し,声門上部が収縮する.かつ,輪状咽頭筋が弛緩することで食道入口部が開き,咽頭での圧形成もあいまって圧勾配が生じ,食物は気道に入ることなく食道のみに入ることができる.気道(声帯下)に入ってしまうのが誤嚥であり,声帯の上までの場合を喉頭侵入という.嚥下後,梨状陥凹や喉頭蓋谷に食物が残るのを残留という.
     嚥下機能の低下は,咀嚼や送り込みの拙劣,嚥下反射の遅れや消失,食道入口部開大時間の短縮や開大幅の低下による食道入口部通過不良などの所見と,誤嚥・喉頭侵入の量と咳反射の有無,残留の有無と量の組み合わせで記録される.
     口に入る前には固い食品でも,咀嚼して唾液と混ぜ合わされた食塊は通常は柔らかく,のどごしがよく(付着性が低く),そしてある程度まとまり(凝集性)があり,かつ可変性もあって食道入口部を1回の嚥下で通過する.
     以上のようなメカニズムから,重度の嚥下障害の際には,咀嚼後の食塊に近い性質をもつゼリー状の食品や,とろみ水などが選択され,その後は機能に合わせ,かたさ・咀嚼や送り込みの誘発・感覚刺激・残留しないこと・貼りつかないことなどに配慮しつつ常食に近づけていくことが必要である.
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