血清アルブミンは身体の栄養状態を示す決定的な指標となり、余命と生活機能障害の予知因子となるので、高齢者の健康にとっては大きい意味がある。
国立医療病院管理研究所から報告された高齢者の栄養管理サービスの研究データによると、血清アルブミン3.5g以下の高齢者は、入院では男・女約41%、在宅・訪問では平均32.5%、外来受診では平均約8%であり、健診では平均約0.45%であった。
体重減少と血清アルブミン値からの高齢者栄養不足リスクは、血清アルブミンが低くなり、
体重減少が増加するにつれて栄養不足のリスクは高度(特に、
体重減少20%以上で、血清アルブミン2.5g/dL以下)になる。
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