少量高粘度発現タイプパワー系とろみ材
少ない量で十分な粘度が得られる、少量高粘度発現タイプパワー系とろみ材です。独自の製造技術により、これまでのパワー系のとろみ材では難しかった、優れた分散性を実現しました。
特徴
- 2.0倍※の粘度が得られるパワー系とろみ材です。
※当社比:当社製品ソフティアSとの比較(蒸留水)
- 優れた分散性でダマになりにくく、作業性が向上します。
- 食品の冷温にかかわらず一定の粘度を示します。
- 付着性が低くベタつきません。
- 食材の味や風味を損ないません。
使用方法

液体にソフティアSUPER Sを加えて、スプーンなどで混ぜます。
※ 「添加量の目安」タブもあわせてご覧ください。

※ソフティアSUPER Sの入れすぎには十分注意してください。
※一旦とろみのついたものにソフティアSUPER Sを足すと、ダマの原因となりますのでおやめください。
Q&A
- Q. 熱いお茶にとろみをつけようとすると、ダマになります。
- A.冷たいお茶よりも熱いお茶の方が、ダマになりやすくなります。
かき混ぜながらとろみ材を入れてください。
- Q. 熱いお茶・味噌汁では、とろみがゆるく感じます。
- A.熱い状態では、混ぜた直後とろみがゆるく見えますが、
口に入れられる温度に下がれば、十分なとろみがつきます。
- Q. 牛乳・果汁ジュース・味噌汁はとろみがつきにくい。
- A.牛乳・果汁ジュース・味噌汁はとろみがつきにくいので入れる量※を増やしてください。
一度しっかりかき混ぜてから20分ほどおいて再度かき混ぜると十分なとろみがつきます。
※「添加量の目安」タブもあわせてご覧ください。
添加量の目安
学会分類2013※ (とろみ) 日本摂食嚥下 リハビリテーション学会 嚥下調整食分類 2013 |
段階1 薄いとろみ (50~150mPa・s) |
段階2 中間のとろみ (150~300mPa・s) |
段階3 濃いとろみ (300~500mPa・s) |
蒸留水、お茶 |
液体に関するソフティア
SUPER Sの濃度
|
0.8% |
1.3% |
1.9% |
牛乳、濃厚流動食、スポーツドリンク、オレンジジュース |
液体に関するソフティア
SUPER Sの濃度
|
0.9% |
1.3% |
1.8% |
味噌汁 |
液体に関するソフティア
SUPER Sの濃度
|
1.0% |
1.5% |
2.2% |
あくまで目安になりますので、利用者に応じて適切な量をご使用ください。
※『嚥下調整食学会分類2013(とろみ)早見表』を一部改変したものです。
表の理解にあたっては『嚥下調整食学会分類2013』の本文を必ずご参照ください。
栄養成分表示
ソフティアSUPER S(スーパーエス)<100g当たり>
エネルギー |
279 kcal |
たんぱく質 |
0.7 g |
脂質 |
0 g |
炭水化物 |
84.1 g |
糖質 |
53.8 g |
食物繊維 |
30.3 g |
食塩相当量 |
0.7 g |
製品規格
ソフティアSUPER S(スーパーエス)とろみ食用 |
内容量・包装 |
・スティック分包:1.5g×50包×8袋/ケース
・500g:500g×12個/ケース |
原材料名 |
デキストリン(国内製造)/増粘多糖類、塩化カリウム |
保存方法 |
直射日光、高温多湿を避ける |
賞味期限 |
製造日より2年 |
ご注意
-
粉末をそのまま食べないでください。
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開封時、内容物の色、においに異常がみられるものは使用しないでください。
-
牛乳、及び濃厚流動食など乳化剤の入った液体食品、酸味の強い果汁ジュースなどには溶けにくいため、溶解に時間がかかります。
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本品を使用することで確実に誤嚥が防げるものではありません。
-
<スティック分包使用時>
-
開封後は室温で保存し、直射日光と高温多湿を避けて、お早めにご使用ください。
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<500g使用時>
-
開封時、まれに原材料に由来する酸臭を感じることがありますが、品質に問題はありません。
-
吸湿により、粉が固結する場合がありますので、開封後は密封して、直射日光と高温多湿を避けて、お早めにご使用ください。
-
衛生上、容器の再利用や別用途での使用はおやめください。