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豆乳ベースの少量・高栄養飲料「リカバリーMiniω3」販売開始

2021年11月05日

  • 新製品
栄養療法食品を開発・製造・販売するニュートリー株式会社(本社:三重県四日市市、代表取締役 社長 川口晋、以下、ニュートリー)は、11月1日(月)より、主に医療・介護施設に向け、豆乳ベースで飲みきりサイズの少量・高栄養飲料「リカバリーMini(ミニ) ω3 (オメガスリー)」を販売し、同日、通信販売でも取り扱いを開始しました。
5大栄養素(たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル)をバランス良く、さらに「大豆たんぱく質に含まれるグリシニン」や「ω3系脂肪酸(EPA/DHAなど)」の成分に着目、配合しました。豆乳ベースにすることで乳成分フリーを実現し、医療現場の課題の一つである乳アレルギーにも対応します。

【製品の特長】
▶エネルギー200kcal、たんぱく質8.0gを補給できる少量・高栄養
▶不足しがちな栄養素がまとめて摂れる
 ・ω3系脂肪酸:1g (EPA50mg、DHA100㎎配合)
 ・オリゴ糖 0.5g、食物繊維 2.5g配合
 ・13種類のビタミンと8種類の微量ミネラル配合 
▶加齢や低活動による筋量・筋力低下の課題に対し、
「大豆たんぱく質に含まれるグリシニン」や「ω3系脂肪酸」に着目
▶植物性で乳成分フリー、乳アレルギーや乳糖不耐症の方に
▶豆乳ベースのまろやかな甘みで、毎日続けて飲みやすい
▶常温保存でき、賞味期限も9ヵ月と保管に便利

※1パック125mL当たり


【製品概要】
■製品名称:リカバリーMini ω3  あずき味、バナナ味、ミルクティー味、コーヒー味
■内 容 量:1パック125mL×12本/ケース
■価  格:2,255円(税込) ※通信販売参考価格
■販売方法:販売代理店を通じ、医療・介護施設、通信販売(https://nutri-shop.jp)

【開発の背景】
たんぱく質が不足すると、高齢者は筋肉が衰えるなど「フレイル(虚弱)」という状態に陥りやすく、運動・認知機能が低下するといわれています。このため、厚生労働省は「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で、65歳以上の高齢者が必要なたんぱく質を摂取するよう、1日に摂取するたんぱく質目標量の下限値を引き上げました(総エネルギー量に占めるべきたんぱく質由来エネルギー量の割合を13%エネルギーから15%エネルギーへ)。
また65歳以上の高齢者は、フレイルおよびサルコペニアの発症予防のため、体重60kgの高齢者の場合、1日60g以上(1.0g/kg体重/日以上)のたんぱく質を摂取することが望ましい※1とされています(可食部100g当たりのたんぱく質量:豆腐(絹ごし)5.3g、豆乳3.6g※2)。しかし、70歳以上の後期高齢者では栄養素等摂取量は減少に転じ※3、食べることが負担になる場合が考えられ、効率的な栄養補給のための少量×高栄養化が求められています。
また高齢者は加齢により筋力が減少する(サルコペニア)だけでなく、骨を支える筋肉が弱っていくために「骨折」につながると考えられています。「骨折・転倒」は、要介護となった原因の上位に挙げられます※4。特に大腿骨近位部(太ももの付け根)骨折は「寝たきりになる骨折」ともいわれ、近年増加傾向にあります※5。骨折等で入院し活動性が低下することにより、筋萎縮などの廃用性症候群のリスクも増加します。筋再生能力が低下している高齢者の場合、萎縮した筋量は回復しないことから、予防的にも、筋萎縮を抑えることが重要と考えられます。

※1日本人の食事摂取基準(2020年版)
※2 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
※3 平成28年国民健康・栄養調査報告 栄養素等摂取量
※4 2019年 国民生活基礎調査の概況 介護の状況
※5 大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン(改訂第2版)


【NUTRI関連ページ】
製品情報「リカバリーMini ω3(ミニ オメガスリー)」

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