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PILL-5(ピルファイブ)[日本語版]アセスメントツールの提供を開始しました

2021年08月19日

  • お知らせ
栄養療法食品を開発・製造・販売するニュートリー株式会社(本社:三重県四日市市、代表取締役 社長 川口晋、以下、ニュートリー)は、2021年8月19日(木)より、薬の飲み込みが難しくなる「錠剤嚥下障害」を判定できる、PILL-5(ピルファイブ)[日本語版]アセスメントツール(以下、PILL-5)の提供を開始しました。

錠剤嚥下障害は、薬が飲み込みにくくなる症状で、誰にでも起こり得ます。本来飲み込んで胃腸に運ばれる薬が、口や喉、食道に留まってしまうことで薬の効き目に影響を与えたり、誤嚥や窒息を引き起こしたりする障害です。
ニュートリーは、米国のPeter C. Belafsky教授によって開発された「PILL-5 assessment tool」とライセンス契約を締結し、日本語訳のうえ、日本で初めて専門学会にて公表しました。
さらに公式ホームページ内に特設ページ「もしかしたら、錠剤嚥下障害かも⁉」を公開し、アセスメントツールを使った判定や対処法についての情報提供を開始しています。※日本摂食嚥下リハビリテーション学会                   

ニュートリーは、特別用途食品「えん下困難者用食品」の取得数最多企業として、高齢者の多くが遭遇する"服薬シーン"での嚥下障害を判定、対処するための情報提供を行い、適切な服薬をサポートします。錠剤嚥下障害と判定された方のために、お薬手帳に貼付する「お薬を飲み込むのが苦手」シールを用意し、調剤薬局を通じての提供も行っています。今後、錠剤嚥下障害の方と関わる、全国の調剤薬局、医療機関など専門家を通じ、アセスメントツールの利用を促進してまいります。

PILL-5[日本語版]アセスメントツールとは

「PILL-5(ピルファイブ)[日本語版]アセスメントツール」は、米国のPeter C. Belafsky教授によって開発された「PILL-5 assessment tool」を日本語訳したものです。5つの質問に回答するだけで錠剤嚥下障害の有無と程度、対処法を知ることができ、これまで客観的な評価が難しかった「服薬時の嚥下障害」を数値化、専門医への相談時に役立てることができます。

●ニュートリーとライセンス契約を締結しています。
●国内初、服薬時の嚥下に特化した自記式アセスメントツールです。
●5つの質問から錠剤およびカプセルの嚥下の程度をスコア化し、判定結果と対処法を確認できます。

▶Peter C. Belafsky教授
カリフォルニア大学 デイビスメディカルセンター 耳鼻咽喉科/頭頸部外科 教授、副部長
音声・嚥下センター センター長
カルフォルニア大学 デイビス校 医学部 耳鼻咽喉科、獣医学部 医学・公衆衛生学 兼任

PILL-5[日本語版]アセスメントツール(PDF版)


特設ページ「もしかしたら、錠剤嚥下障害かも⁉」

「薬がのどや胸につかえる」「薬が飲み込みにくい」などを感じたことがある方へ、「飲み込みにくいだけ...」と見逃されていた服薬時の違和感を5つの質問でスコア化し、"錠剤嚥下障害"かどうか、その程度についての判定結果と対処法を確認できます。特設ページでは、以下の情報を提供しています。

●PILL-5 [日本語版]アセスメントツール
●錠剤嚥下障害とは?
●錠剤嚥下障害の対処法
●PILL-5と錠剤嚥下障害Q&A

監修
●稲本陽子先生 藤田医科大学 保健衛生学部 リハビリテーション学科 教授  
●倉田なおみ先生 昭和大学薬学部 社会健康薬学講座 社会薬学部門 客員教授
臨床薬学講座 臨床栄養代謝学部門 客員教授   

特設ページ「もしかしたら、錠剤嚥下障害かも⁉」




【NUTRI関連ページ】
もしかしたら、錠剤嚥下障害かも⁉

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