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嚥下食啓発Webサイト 「ご当地嚥下食ワールド」をリニューアルしました

2016年09月30日

  • お知らせ
通常の食事から十分に栄養を摂取できない方のために栄養・嚥下(えんげ)補助食品を開発・製造・販売するニュートリー株式会社(本社:三重県四日市、代表取締役社長 川口 晋)は、2016年9月30日(金)、下野新聞と共同で運営する一般向け嚥下食啓発サイト「ご当地嚥下食WORLD」をリニューアルしました。

本サイトは、病院・介護施設の専門家の方々、嚥下障害を持つ方とそのご家族、さらに広く一般の方に、嚥下障害と嚥下食を知ってもらうことがミッションです。"ふるさとの味を口から食べることで、食べる楽しみを感じてほしい――"というメッセージとともに、嚥下食の理解を深める情報を提供します。

【概要】
□名称 :ご当地嚥下食WORLD
□運営元 :ご当地嚥下食WORLD事務局
     (ニュートリー株式会社、株式会社下野新聞社)

【ご当地嚥下食WORLDとは】
日本全国には、地域に根づいた食文化を反映した「郷土食」があります。"郷土食は豊かさ"に欠かせないもの。一方、加齢や疾患が原因で、食べ物をうまく飲み込めない方のために飲み込みやすくした「嚥下食」があります。"嚥下食は、生きる喜び"につながるとして、いま病院や介護施設を中心に広がっています。地域に根づいた「郷土食」を飲み込みやすい「嚥下食」にしてみよう、という試みが「ご当地嚥下食WORLD」です。

【コンテンツ】
□ご当地嚥下食WORLDとは
□嚥下障害を知っていますか?
□医療発の嚥下食が家庭へ!
□スペシャルコンテンツ(日本から世界へ、ムービー、ご当地嚥下"酒")

【リニューアルの背景】
現在、嚥下障害患者数は200万人以上といわれており、今後、超高齢社会の到来により増加が見込まれています。既に病院や介護施設では、飲み込み困難な方のための安全な食事として「嚥下食」への対応が進んでいます。一方、2030年には病院・介護施設から47万人の高齢者が溢れ出るといわれており、在宅ケアでの対応が求められています。摂食・嚥下障害による食の問題は、加齢により誰にでも起こり得ます。これまで嚥下障害の方の誤嚥性肺炎の予防法は、口から食べ物を摂取しないこと(経管栄養等)が一般的でしたが、口から食べることをサポートする動きも進んでいます。今後は、社会全体が正しい知識で嚥下困難な方に対処できる環境を作っていくことが重要です。
さらに、高齢者食の問題は世界共通の課題になります。世界でいち早く高齢化を迎える国として、世界に向けての情報提供が求められます。本サイトでは、今後「日本の嚥下食事情」と「世界の嚥下食事情」を発信する役割も果たしてまいります。

【外部サイト関連ページ】
ご当地嚥下食WORLD

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