新コンセプトの半固形流動食「カームソリッド」は今年1月の発売以来、おかげさまで大変多くの皆さまから注目をいただいています。

この製品、何が新コンセプトかというと...

病院などでは、栄養を十分摂れない方に対して「濃厚流動食」「半固形流動食」といった液状・半固形状の食品が広く提供されています。
これらの製品に共通する特徴として、1mLあたり1kcal、2 kcalと、少量で高カロリーを摂取できるように調製されている点があげられます。
そんな中、この「カームソリッド」は1mLあたり0.75kcal(カームソリッド300の場合)と、わずかながら低めになっています。

もちろん、これには理由があります。
それは水分・ナトリウム含量にも配慮しているからです。

従来、濃厚流動食や半固形流動食では、水分の含量を少なくして単位重量当たりのカロリーを高め、できるだけ少量で効率よくカロリー摂取することに重きを置いてきました。
反面、水分・ナトリウムに関しては、別途、一日の必要量に応じた管理が重要になります。

そこで、栄養摂取と水分・ナトリウム補給を同時に行うことで、これまで水分管理に要してきた時間と手間をできるだけ軽減しようというのが、今回のカームソリッドの大きなコンセプトの一つです。

容器も、パウチ・スパウト部分に酸素バリア機能を持たせ、全体を大型化して押し出しやすいスリムな形状にするなど、製品の品質維持と使い易さにこだわりました。
また、300kcalタイプと400kcalタイプを取り揃え、細やかな栄養管理に対応しています。

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