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ニュートリーの製品に込められた経営者の想い

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謹賀新年 2019年

寛容と人類進化


 地球の形成からおよそ8億年後に誕生した生物は、その後の38億年の間、何度かの大量絶滅と種の栄枯盛衰を経てダーウィン進化を遂げてきた。そして20万年前ごろ、一つのホミニンとして誕生したホモサピエンスは他のホミニンと交雑しながら繁栄し、ここ5000年ほどでは最大の成功種として地球に君臨している。その成功は現代では宇宙からも観測できるほどで、100万人以上のコロニーが600を超える。ホモサピエンスが成功した理由はその戦略にある。

 その戦略は変わっていて、地球の歴史上かつてない手法であった。それは、一つの家族が複数集まって社会を形成し、チームワークで生活に必要なものを確保していく。各個人は自分の利益を最優先することなく全体の利益となるよう行動するというものである。ぬけがけをするものは罰せられ、他の評判で序列が変わるので他人からどう見られているのかを気にすることになる。こうして倫理が生まれた。その社会は大きくなればなるほど得られる成果は多くなる。その理由は、知識と技術の蓄積速度にある。言語が生まれ、子から孫へと知識や技術が口伝され、文字と紙を発明して更にその蓄積が加速され、無敵となっていった。しかしこの手法には避けては通れないエポックがある。それは二つ以上の社会が対立するような場面に出くわした時である。それぞれの社会が他の社会を認め、許しあえるならば、二つ以上の社会は融合し、さらに知識と技術は蓄積し進化が加速していく。すなわち寛容が肝要となる。それが不可能な場合はかなりの痛手を負う。紀元3世紀、中国では6000万人いた人口が争乱によって1000万人に届かないまでに減少した。ホモサピエンスの進化には「寛容」がいかに必要か分かる。

 彼の国のリーダーは自国第一主義だという。すなわち何よりも自国が大事だと公言してやまない。そのポリシーに従えば、他国よりも自国、他人よりも家族、家族よりも自分の利益を優先する主義だと言えるかもしれない。言い換えれば「不寛容主義」だ。ホモサピエンスが一貫して実践してきた進化への手法が今揺れ動いている。それは退化への兆しなのか、進化への揺り戻しなのか。

 改めてわが社の企業理念を思う。

「人と地球を愛し、慈しみ、誠実であること。」

 人類進化の手法と矛盾することのないこの理念は、企業進化(発展)を可能にすると信じてきた。今までもそうしてきたし、また十分にその成果を得てきた。すべての人と地球上の生物との共存と繁栄が普遍的価値のゴールであるならば、38億年もかけてきたこの実りを無駄にすることの無いよう、変わることなくこれを実践していきたい。

ニュートリー株式会社 代表取締役社長
川口晋

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