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3-1:各栄養素の消化・吸収部位と動態のキーワード

[3] 脂肪の消化吸収[digestion and absorption of lipid]

 胃リパーゼや膵リパーゼによって中性脂肪が加水分解され、遊離脂肪酸と2-モノグリセリドが産生される。2-モノグリセリド、脂肪酸は不溶性であるが、十分量の胆汁酸、ホスファチジルコリン、コレステロールからなるミセルに入る。ミセルは水溶性であり、吸収上皮細胞表面にある不撹拌水層を拡散し、受動拡散により吸収細胞内に吸収される。吸収された長鎖脂肪酸は小胞体に入りアシルCoAシンセターゼの作用でアシルCoAになり、モノアシルグリセロール経路に入り脂肪酸(トリグリセリド)に再合成され、カイロミクロンの形になり、乳び(chyle)となってリンパ管に入り胸管に移行していく。これに対し炭素数10〜12より短い中鎖トリグリセリド(MCT)は水溶性である中鎖脂肪酸に分解されて小腸吸収細胞に容易に吸収され大部分がそのまま門脈系に移動し、肝で代謝され、速やかにエネルギー源となる。
図3

図3●脂質の消化吸収(クリックで拡大します)
参考図書3-1-2をもとに作成)

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