「普通食担当」「なめらか食担当」と決めつけてしまっては、人員の配置が難しくなります。 誰でも調理でき、どの工程からでも引き継ぐことができるよう、素材に対する水分量やテクスチャー改良剤の量、盛り付けなどをマニュアル化。
人員の配置や厨房設備など、現状のままでのなめらか食導入も難しいことではありません。 調理器具の応用や手間を省く方法は、いくらでもあります。
導入を進める栄養士は、厨房に任せきりにしないこと。 むしろ先頭に立って考え、悩み、行動することが大切。 “みんなで一緒に”の気持ちを忘れず進めたいものです。
特に食事介助で利用者様と接する職員の方々には、十分納得していただくことが第一。 実際に食べていただき、「おいしい」「安心」を丁寧に伝えて理解を得ることが必要です。
調理の手順こそ違うものの、嚥下食も普通食もそれにかかる準備や手間は、あまり変わりません。 それよりも“構えてしまわない”ことが大切。 導入は一歩踏み出せるか、踏み出せないかに懸かっています。