ニュートリーの製品に込められた経営者の想い

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人と地球を愛し慈しみ誠実であること

私が小学校低学年の頃のことだ。
不思議で仕方なかったことがある。

自分の体の仕組みを何も知らないのに
思うがままに体を動かせることが不思議でならなかった。

買ってもらったおもちゃはすぐに壊してしまう癖があった。
どんな仕組みで動くのか知りたいという欲望が
長く大切に使うということより優先していたからだ。

しかし、自分の体を解剖して、動く仕組みを知ることはできなかった。

なぜあんなに不思議に思ったのだろう。
思い起こしてみると私は当時、
「体という物質に私の精神が間借りしている」
という直感があったのだと思う。

だから、その体という物体の仕組みも分からず、
何のスイッチを入れることなく、
自由に動かせることが不思議でならなかったのだと思う。

このことは現代脳医学でも究極の謎として俎上にあがる。
脳の詳細な部位のそれぞれ担う役割がどんどん明らかになってきている半面、
もともとの発火点となる命令主体はどこにも見当たらないのだ。

恐らくこの真偽の程については
どんなに科学が発展しようとも
推論はできても証明は出来ない命題であろうと思う。

物質と精神の二重支配。

もしも私の幼少期の直感が正しければそれはどういう意味を持つのか?

まず物質について考察してみたい。

137億年前、真空のエネルギーがまさに活況にさしかかった時
そのゆらぎをきっかけにビックバンが起こった。
そしてその火の玉は、光の速さを超えるほどの速さで加速膨張を起こし、
しばらく後に現世の宇宙の姿となった。
この宇宙には観測可能な範囲でさえおよそ1000億個の銀河があり
その1つの銀河におよそ1000億個の恒星がある。

そしてその99億年後、事件が起こった。
天の川銀河の中の一つの恒星である太陽という星の惑星で
地球という名の星においてそれは起こった。
有機生命体が産声を上げたのだ。
この事件はほかの銀河でも起こっているのか、
あるいは数万光年いった先の星でも起こっているのかそれは分からない。
ただ、それが起きる確率は恐ろしく奇跡的であると言われる。

その後38億年の年月を重ねる中で、
有機生命体は進化を遂げる。
その進化は子から孫へ孫から曾孫へと世代を超えるごとに
多様化かつ洗練されてゆき、つい5万年前に現生人類が出現した。

さて、精神についての考察についてである。

精神そのものも進化を望む。

有史以来、現生人類は精神の進化を希求してきた。
西洋ではギリシャ哲学、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教。
東洋ではインド哲学、仏教、儒教、神道。
それらはまた複雑に干渉しあいながら、いずれも真理を求めて
飽くなき精神進化を推励する。
そして、どんな人も、どんな宗教に属さなくても
人としての成長を求めて止まない。

さて、それでは、生体も精神も進化した現生人類の
その進化とは何だろうか?

端的な例を挙げると、
サルと人間、その決定的な違いを考えてみる。
それは「利他」だと思う。
他人の利益をもたらすため、もしくは他人の不利益を減らすため、
自分の出来ることを考え行動し、自分の利益に固執しない。
それが出来る最も発達した生物。それが人間。だと思う。

「利他」。
それがそんなに難しいことなのか、
文章で書けば簡単で、精神論としても聞けばみな頷けること
であると思う。

しかしそれを実際に難しくしているのは、
その精神論を推し進めると、物質である生体との折り合いがつかないことだ。
我々は生体と精神というミクスチャーの中で喘いでいる。
逆に言えば、ミクスチャーだから喘ぐことになっているのだ。


私たちは物心ついたときから物事には目的があると
教えられてきた。
「どうしてザトウクジラにはお口の中にいっぱいお髭が生えているの?」
と聞けば、「それはオキアミを濾し取って食べるためだよ」と教えられた。
その習慣に従えば、おのずと湧いてくる疑問は

「いったい何の目的で宇宙と生物が存在するようになったのか?」だ。

この長い長い137億年の宇宙の歴史と38億年の生物の進化。
もしも仮に、1000億×1000億コの星の中で唯一行われている実験で、
さらに、「人類の精神進化によって得られる最終精製物の取得」が
目的であるとするならば、
なんて破天荒で、壮大無垢な試みであろう。

そして、その壮大な実験で得られる成果物とは恐らく
「利他」言い換えれば「愛」なのだろうと思う。

ニュートリー株式会社 代表取締役社長 川口晋 〈文〉

仲條順一 〈イラスト〉

2011年11月

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